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新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン

2021年9月11日版

【はじめに】

本ガイドラインは、公益財団法人日本スポーツ協会の「スポーツイベント再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」はじめ、公益財団法人日本セーリング連盟発行の「セーリング競技に関わる大会等再開時のガイドライン」に基づき考案、「新型コロナウイルス感染症対策」の指針とするものです。また、このガイドラインは、セーリング競技規則 2021- 2024 の定義 規則 (g)「大会に関係するその他の文書」に該当します。

今後、感染状況の変化、政府の対策、都道府県の方針に従うことが大前提であり、状況の変化に応じて、更新いたします。


【基本方針】

新型コロナウイルス対策について安全対策の基本方針は、大会に関わる全ての関係者と共有する。

●政府の国家的な課題として感染防止に取り組む強い姿勢表明を重く受け止めて協力すること。

●関係者のすべてが、国民の健康のもとに成り立つことを認識し、感染拡大防止に努めること。

●選手・大会役員は常に感染防止と自己管理に努め、選手は支援者など関わる全ての関係者の管理も行うこと。

●発症、感染拡大の原因になった場合には、自身だけでなくチーム、またセーリング競技への影響にとどまらず、その他スポーツイベント全般にまで影響を及ぼすことを認識することが重要となります。


新型コロナウイルス感染症対策は、「個人防衛」「集団防衛」「社会防衛」の3つの見地から考える必要があります。選手・スタッフ等が咳、発熱、倦怠感などの症状を認めた場合には休むこと、そしてチーム大会実行委員会に報告する勇気を持つこと。



新型コロナウィル感染拡大防止のため大会に関わる全ての選手・コーチ・サポーター・大会運営スタッフは、大会2週間前(11月4日木)からは、自身の体調管理のために、下記項目の確認を毎日行うこと。


1. 平熱を超える発熱はない。

2. 咳(せき)、のどの痛みなど風邪の症状はない。

3. だるさ(倦怠(けんたい)感)、息苦しさ(呼吸困難)はない。

4. 嗅覚や味覚の異常はない。

5. 体が重く感じる、疲れやすい等の症状はない。

6. 新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触はない。

7. 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方はいない。

8. 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触はない。


また、下記日程は「感染症拡大防止のための調査」は下記日程におこなうこと。

1)大会期間中  毎朝(5:00~8:45までに)

2)大会終了、2週間後


参加者が遵守すべき事項

以下の事項に該当する場合は、自主的に参加を見合わせること。

 ・体調がよくない場合(例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)

 ・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合。

 ・過去 14 日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合。

•マスクを持参すること(陸上で競技を行っていない際や会話をする際にはマスクを着用すること)。

•厚生労働省から提供されている、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)や各地域で取り組まれている通知サービスを活用すること。

•こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒の実施。

•他の参加者、主催者スタッフ等との距離(できるだけ2mを目安に(最低1m))を確保すること(障がい者の誘導や介助を行う場合を除く)。

•大会開催中は大きな声での会話、応援等をしないこと。

•感染拡大防止のために主催者が決めたその他の措置を遵守し、主催者の指示に従うこと。

大会終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対して速やかに濃厚接触者の有無等について報告すること。

•大会の前後のミーティングにおいても、三つの密を避けること。


新型コロナウイルス感染症の経過・潜伏期間

潜伏期間とは感染する機会から何らかの症状を発症するまでの期間を指します。

新型コロナの潜伏期間には1~14日と幅がありますが、多くの人がおよそ4~5日で発症します。

イラスト出典:『新型コロナウイルス感染症 COVID-19 診療の手引き 第 3 版』、p.9


新型コロナに特徴的なのは、症状の続く期間の長さです。前述のように新型コロナウイルス感染症は風邪やインフルエンザによく似ていますが、症状が続く期間がそれらと比べて長いという特徴があります。特に重症化する事例では、発症から1週間前後で肺炎の症状(咳・痰・呼吸困難など)が強くなってくることが分かっています。大会終了後以降も「感染症拡大防止のための調査」へのご協力をよろしくお願いいたします。



【感染を予防する】

自分の健康を守る行動をとりましょう

選手、サポーター、大会運営スタッフ、大会に携わるすべての皆さま、そのご家族一人一人が、新型コロナウイルスの特性を理解し、自らの健康を守る行動を取ってください。


1)新型コロナウイルス感染症の感染時期

新型コロナウイルス感染症は、発症の2日程度前、すなわち症状のない時期から感染性があることが明らかになっています。従って、症状がない場合でもマスク着用や手指衛生による感染防止策が必要です。また症状が軽快した後も長期間PCR検査で陽性が持続する場合や、一旦陰性化した後に再度症状とともに陽性化することも報告されております。一度感染した場合の復帰については、慎重な判断が求められます。  


2)新型コロナウイルス感染症の感染経路と要因について

新型コロナウイス感染症の感染経路は大きく2つと言われています。

●感染経路1:飛沫感染(咳、くしゃみ、おしゃべりによる感染)

●感染経路2:接触感染(手指などを介して感染)

ウイルスが含まれる「飛沫」は、咳やくしゃみのみならず、おしゃべりによっても排出されます。


また咳やくしゃみ、おしゃべりで環境に排出されたウイルスは、テーブルなど環境表面に付着し、一定期間生存しています。汚染した環境に触れた手指などを介して、ウイルスが粘膜(口、鼻、眼など)から侵入することにより感染が成立します。


3)2つの感染経路と感染3要因に配慮しましょう

以下の3つ(感染3要因)が同時に重なった場で、より多くの人が感染しています。

① 密閉:空気換気が悪い。

② 密集:多くの人が密集。

③ 密接:近距離での会話や発声がおこなわれた。 








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