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プレスリリース!◆Day3◆ 岡田/吉岡が総合1位を保守

台風の影響で荒れる宮城閖上。岡田/吉岡が総合1位を保守

2023年全日本470級ヨット選手権レース3日目


 9月9日、「ピアソンマリン 全日本470級ヨット選手権大会 2023」3日目。後半戦に入り、上位・下位グループに分かれて戦う決勝シリーズが始まりました。


 宮城県名取市閖上は、過ぎ去った台風13号の影響で大きなうねりが入る変則的なコンディションです。むずかしいハンドリングを強いられますが、岡田奎樹/吉岡美帆(トヨタ自動車東日本/ベネッセホールディングス)は安定した順位でリードを保ちました。


 9日から決勝シリーズに入り、パリ五輪を目指すチームが同じグループで直接対決することになりました。岡田/吉岡は有利海面となる左海面を確実に選んだ走りで1-3-1位。磯崎哲也/関友里恵(ヤマハ発動機)は4-1-3位で総合2位につけています。8月世界選手権(オランダ・ハーグ)の金、銅メダリストが優勝争いを演じています。


総合1位 岡田奎樹コメント

「きょうは台風の影響でうねりと風の方向が違っていたし、風の振れをとらえるのが重要な1日でした。2レース目(3位)はコースミス。スピードでしっかり勝負しなければいけません。最終日も気を引き締めてレースします」


総合2位 磯崎哲也コメント

「このレース海面は左が伸びる。1レース目で右海面に雲があったので、それを目指して走ってしまった。これはリスクの高い選択でした。(岡田艇と)得点差はあるけれど、自分たちは1レース、1レースを大切に戦います」


総合3位 吉田 愛コメント

「風が吹き上がった第3レースではスタートもよく、1位で上マークをまわることができました。(コンビを組んで日の浅い)わたしたちとしては上出来の結果で、特にピアソン製ニューボートのスピードが上がったのを実感しています」


 3位には吉田 愛/吉田雄悟(Q'Sfix/ピアソンマリンジャパン)、4位には同じくパリ五輪を目指して活動する高山大智/盛田冬華(ヤマハ発動機)が上がってきました。上位4チームは国内で強化練習をともにしてきたライバルチームであり、国際大会でも上位に入る実力を持っています。


 明日9日は大会最終日です。岡田艇と磯崎艇は5点差で逆転の可能性もあります。470全日本選手権最終日は3レース予定されています。



後半戦に入った470全日本選手権3日目。これまで9レースを終えて岡田/吉岡が総合1位を守っています





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