Day1
83艇が参加し神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーを拠点に行われている、2018年 第47回全日本470級ヨット選手権大会 兼 第32回全日本女子470級ヨット選手権大会。レース日初日は南よりの風7〜8m/s、時折、台風余波が入るコンディションの中、2フリートに分かれた参加艇がそれぞれ3レースを行いました。
初日トップに立ったのは、ロンドン五輪金、リオ五輪銀のMathew Belcher/Will Ryan組(オーストラリア)です。「オリンピックの舞台である江の島でレースをする機会を逃したくなかった」(Belcher)と、8月中旬にデンマークで行われた世界選手権からの転戦にもかかわらず、遠征の疲れも見せずに1−3−1とまとめてきました。暫定2位は先の世界大会で銅メダルを獲得したJordi Xammar/Nico Rodriguez組(スペイン)です。
2位と同ポイントの暫定3位には、昨年の全日本を制した岡田 奎樹/外薗 潤平 組が付けています。「もちろん連覇を狙っていますが、どういう勝ち方が自分に適しているのかも見極めていきたい」(岡田)、「全日本、ワールドカップ、オリンピックウイークと江の島での大会が続くので、良い形でスタートを切っていきたい」(外薗)。
女子の暫定1位(総合10位)はSilvia Mas Depares/Patricia Cantero Reina組(スペイン)。昨年の全日本女子チャンピオン、宇田川 真乃/工藤 彩乃 組は女子4位(総合15位)です。上位陣はポイント差がわずかの接戦を繰り広げています。
明日8月23日も午前11時から最初のレースが行われる予定です。